桃源郷
道を抜けるとおじさんが
待っていてくれました。
2回目の電話の時に
双眼鏡で
わたしたちを探してくれて
手を振り合っていたからなのか
初めましての気がしなかった。
ここに来た行きさつを話したあと
「お地蔵さんに挨拶していくといいよ。」と
優しく言ってくれて
わたしたちの時間を作ってくれました。
帰るとき
家に向かって「ありがとうございました!」と
声をかけたら
家の中から「気をつけてね。」と
手を振って、さよならしました。
程よい距離感。
海と山とお地蔵さまとおじさん。
そこには優しさしかありませんでした。
また、行くね。とは言いがたい
きっと、最後になるかもと
途中にあるお地蔵さまに
「ありがとうございました。」とだけ伝えました。
時が経つに連れ
色々な事を思い
受け取り
まとまっていきます。
ひとつ、大きな発見がありました。
また、今度書き留めたいと思います。
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